消化器内科– tag –
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憩室炎とは?
憩室炎 大腸カメラをした時に、憩室があると指摘された方もそれなりにいるのではないでしょうか。 憩室炎(けいしつえん)とは、その大腸の壁にできた袋状のくぼみ(憩室)に炎症が起こる病気です。憩室そのものは無症状ですが、そこに便や細菌がたまり、... -
総胆管結石とは?
総胆管結石 総胆管結石(そうたんかんけっせき)とは、肝臓と十二指腸をつなぐ「総胆管」に胆石が詰まる病気です。 よく聞く胆石は胆汁の成分が固まったもので、ある場所が違います。 総胆管結石の多くの場合、胆嚢にできる「胆嚢結石」が総胆管に移動して... -
過敏性腸症候群(IBS)とは?
過敏性腸症候群(IBS) 過敏性腸症候群(IBS:Irritable Bowel Syndrome)とは、大腸に炎症や潰瘍などの異常がないにもかかわらず、慢性的な腹痛やお腹の不調(下痢・便秘・膨満感など)を引き起こす病気です。 一般的に下痢を起こす感染性腸炎は、1週間... -
潰瘍性大腸炎のフォローについて
潰瘍性大腸炎の治療中には、病状の経過や治療効果を確認するために定期的な検査が必要になります。適切な検査を受けることで、病状の悪化を防ぎ、より良い治療方針を立てることができます。 大腸の状態を確認する検査 潰瘍性大腸炎では、炎症の広がりや重... -
潰瘍性大腸炎とは?
潰瘍性大腸炎とは 潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に炎症が起こり、ただれ(潰瘍)ができる慢性的な炎症性腸疾患(IBD)の一つです。原因ははっきりとは分かっていませんが、免疫の異常や遺伝、環境要因が関与していると考えられています。 比較的若年に発症し... -
クローン病とは?
クローン病 クローン病は、口から肛門までの消化管のどの部分にも炎症が起こる慢性の炎症性腸疾患(IBD)の一つです。 特に小腸や大腸に炎症が生じることが多いのが特徴です。症状が良くなったり悪くなったりを繰り返す病気であり、長期的な治療が必要です... -
胃潰瘍、十二指腸潰瘍とは?
胃潰瘍、十二指腸潰瘍 胃潰瘍(いかいよう)、十二指腸潰瘍とは、胃(十二指腸)の粘膜が傷つき、ふかぼれができてしまう病気です。 さまざまな原因により、弱くなった粘膜が胃酸によって侵され、炎症や潰瘍(びらん)が発生します。それがひどくなると、... -
健診でひっかかる〜意外と侮れない肝機能異常
『肝臓の数値がたかいよ。』 そう言われたことがある方もいらっしゃると思います。 静岡市などの各地の自治体で行っている健診や人間ドック、職場検診、定期採血など、さまざまな場面で評価され、異常値が出やすい項目に肝機能異常があります。 比較的多く... -
下痢と便秘とは?
お腹の不調の中でも、「下痢」や「便秘」に悩む方はとても多くいらっしゃいます。これらは一見すると日常的な症状に思われがちですが、実は深刻な病気が隠れている場合もあります。 この記事では、下痢と便秘の原因や注意すべき特徴、そして受診の目安につ... -
ピロリ菌除菌による胃がん予防効果のエビデンスは?
ピロリ菌感染と胃がんリスク ヘリコバクター・ピロリ菌(H. pylori)感染は胃がんの主要な原因とされ、ピロリ菌の感染がない集団では胃がん発生率が極めて低いことが示されています ( Prevention of gastric cancer by Helicobacter pylori eradication: A...