消化器内科– tag –
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膵癌(すいがん)とは?
膵癌 膵癌(すいがん)は、膵臓に発生する悪性腫瘍の一種で、進行が早く、早期発見が難しい病気です。 膵臓は消化酵素を分泌する外分泌腺と、血糖を調整するホルモンを分泌する内分泌腺を持つ臓器であり、ここに発生するがんは早期には症状がほとんどない... -
バリウム検査と胃カメラどっちが良いの?
健康診断で胃の不調を調べる方法として、バリウム検査(胃透視)と胃カメラ(内視鏡検査)の2つがよく使われます。たとえば静岡市の胃がん検診でもどちらも選べることになっています。また、MEDIOなど検診センターでは費用を負担することでバリウムから胃... -
静岡市胃がん検診の導入について
2025年3月より当院で静岡市のがん検診の胃がん検診の実施を開始しました。当院はバリウムはなく、胃カメラのみで対象は50歳以上のその年度の3月31日時点で偶数年齢の方です。(2年に1回) 費用は3,000円ですが、70歳以上など下記対象の方は無料となります... -
憩室炎とは?
憩室炎 大腸カメラをした時に、憩室があると指摘された方もそれなりにいるのではないでしょうか。 憩室炎(けいしつえん)とは、その大腸の壁にできた袋状のくぼみ(憩室)に炎症が起こる病気です。憩室そのものは無症状ですが、そこに便や細菌がたまり、... -
総胆管結石とは?
総胆管結石 総胆管結石(そうたんかんけっせき)とは、肝臓と十二指腸をつなぐ「総胆管」に胆石が詰まる病気です。 よく聞く胆石は胆汁の成分が固まったもので、ある場所が違います。 総胆管結石の多くの場合、胆嚢にできる「胆嚢結石」が総胆管に移動して... -
過敏性腸症候群(IBS)とは?
過敏性腸症候群(IBS) 過敏性腸症候群(IBS:Irritable Bowel Syndrome)は、大腸に炎症や潰瘍などの異常がないにもかかわらず、慢性的な腹痛やお腹の不調(下痢・便秘・膨満感など)を引き起こす病気です。 ストレスや食事の影響を受けやすく、生活の質... -
潰瘍性大腸炎のフォローについて
潰瘍性大腸炎の治療中には、病状の経過や治療効果を確認するために定期的な検査が必要になります。適切な検査を受けることで、病状の悪化を防ぎ、より良い治療方針を立てることができます。 大腸の状態を確認する検査 潰瘍性大腸炎では、炎症の広がりや重... -
潰瘍性大腸炎とは?
潰瘍性大腸炎 潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に炎症が起こり、ただれ(潰瘍)ができる慢性的な炎症性腸疾患(IBD)の一つです。原因ははっきりとは分かっていませんが、免疫の異常や遺伝、環境要因が関与していると考えられています。 疫学調査からは約22万人... -
胃潰瘍、十二指腸潰瘍とは?
胃潰瘍、十二指腸潰瘍 胃潰瘍(いかいよう)、十二指腸潰瘍とは、胃(十二指腸)の粘膜が傷つき、ふかぼれができてしまう病気です。さまざまな原因により、弱くなった粘膜が胃酸によって侵され、炎症や潰瘍(びらん)が発生します。それがひどくなると、出... -
健診でひっかかる〜意外と侮れない肝機能異常
『肝臓の数値がたかいよ。』 そう言われたことがある方もいらっしゃると思います。 静岡市などの各地の自治体で行っている健診や人間ドック、職場検診、定期採血など、さまざまな場面で評価され、異常値が出やすい項目に肝機能異常があります。 比較的多く...