消化器内科– tag –
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膵のう胞とは?
膵のう胞 膵のう胞(すいのうほう)とは、膵臓に液体がたまった袋状の構造物ができる病気です。膵臓の病気と聞くと心配になる方もいると思いますが、検診などで指摘を受ける膵のう胞の多くは良性で治療が必要ないものです。 しかし一部の膵のう胞では、膵... -
栄養指導開始のお知らせ
実施概要 当院は生活習慣病の患者さんが多く通院されています。生活習慣病の治療には食事療法も非常に重要です。 そのため2025年4月より月2回、管理栄養士による栄養指導を開始します。 実施日時 第1月曜日 14:30~17:30(1日3人) 第3金曜日 14:30~17:30... -
健診でよく聞く脂肪肝とは?〜最近名前が変わったMASH、MASLD〜
脂肪肝とは? 脂肪肝とは、肝臓に脂肪が過剰に蓄積する状態のことを指します。通常、肝臓には少量の脂肪が含まれていますが、その脂肪の割合が肝臓の重量の5%以上になると脂肪肝と診断されます。 お腹に贅肉がつくように、生活習慣やアルコールなどが原因... -
アニサキス症とは?
アニサキス症 アニサキス症とは、アニサキスという寄生虫が付着した魚介類を生で食べることで発症する食中毒の一種です。 アニサキスは主にサバ、アジ、イカ、サンマ、サケなどに寄生しており、生食を行うことで口から人の体に入り、胃や腸で留まり、強い... -
カンピロバクター腸炎とは?
カンピロバクター腸炎とは カンピロバクター腸炎は、カンピロバクター菌という細菌によって引き起こされる腸の感染症です。日本では、食中毒の主要な原因のひとつとして知られており、特に生または加熱不十分な鶏肉などが感染源となることが多いです。 カ... -
憩室出血とは?
憩室出血 憩室出血(けいしつしゅっけつ)とは、大腸の壁にできた憩室(袋状のくぼみ)から出血する状態を指します。憩室そのものは無症状ですが、憩室の血管が破れることで出血を起こすことがあります。 憩室出血は、大腸からの出血の中でも比較的多い原... -
肝臓がんとは?
肝臓がん 肝臓がんは、肝臓に発生する悪性腫瘍のことで、主に肝細胞がんと肝内胆管がんの2種類があります。特に、日本では肝細胞がんが多く見られます。 肝臓がんは、ウイルス性肝炎やアルコール性肝障害などを背景に発生することが多く、進行すると肝機能... -
サルモネラ腸炎とは?
サルモネラ腸炎は、サルモネラ菌による食中毒の一種で、主に汚染された食品を摂取することで発症します。 激しい腹痛や下痢、発熱を伴うことが多い腸炎と知られています。健康な成人ではその症状が胃腸炎にとどまりますが、免疫力が弱い方、特に乳幼児や高... -
虚血性腸炎とは?
虚血性腸炎 虚血性腸炎(きょけつせいちょうえん)とは、大腸の血流が一時的に低下することで、腸の粘膜が炎症を起こし、腹痛や血便を引き起こす病気です。特に高齢者や便秘がちの方に多くみられるのが特徴です。 多くの場合は自然に回復しますが、重症化... -
逆流性食道炎とは?
逆流性食道炎 逆流性食道炎(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん)は、胃酸が食道へ逆流し、食道の粘膜に炎症を引き起こす病気です。胸焼けや呑酸(酸っぱいものが上がってくる感じ)などの症状が特徴で、日本でも近年増えている疾患のひとつです。 通常、胃...