消化器内科– tag –
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カンピロバクター腸炎とは?
カンピロバクター腸炎とは カンピロバクター腸炎は、カンピロバクター菌という細菌によって引き起こされる腸の感染症です。日本では、食中毒の主要な原因のひとつとして知られており、特に生または加熱不十分な鶏肉などが感染源となることが多いです。 カ... -
憩室出血とは?
憩室出血 憩室出血(けいしつしゅっけつ)とは、大腸の壁にできた憩室(袋状のくぼみ)から出血する状態を指します。憩室そのものは無症状ですが、憩室の血管が破れることで出血を起こすことがあります。 憩室出血は、大腸からの出血の中でも比較的多い原... -
肝臓がんとは?
肝臓がん 肝臓がんは、肝臓に発生する悪性腫瘍のことで、主に肝細胞がんと肝内胆管がんの2種類があります。特に、日本では肝細胞がんが多く見られます。 肝臓がんは、ウイルス性肝炎やアルコール性肝障害などを背景に発生することが多く、進行すると肝機能... -
サルモネラ腸炎とは?
サルモネラ腸炎は、サルモネラ菌による食中毒の一種で、主に汚染された食品を摂取することで発症します。 激しい腹痛や下痢、発熱を伴うことが多い腸炎と知られています。健康な成人ではその症状が胃腸炎にとどまりますが、免疫力が弱い方、特に乳幼児や高... -
虚血性腸炎とは?
虚血性腸炎 虚血性腸炎(きょけつせいちょうえん)とは、大腸の血流が一時的に低下することで、腸の粘膜が炎症を起こし、腹痛や血便を引き起こす病気です。特に高齢者や便秘がちの方に多くみられるのが特徴です。 多くの場合は自然に回復しますが、重症化... -
逆流性食道炎とは?
逆流性食道炎 逆流性食道炎(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん)は、胃酸が食道へ逆流し、食道の粘膜に炎症を引き起こす病気です。胸焼けや呑酸(酸っぱいものが上がってくる感じ)などの症状が特徴で、日本でも近年増えている疾患のひとつです。 通常、胃... -
膵癌(すいがん)とは?
膵癌 膵癌(すいがん)は、膵臓に発生する悪性腫瘍の一種で、進行が早く、早期発見が難しい病気です。 膵臓は消化酵素を分泌する外分泌腺と、血糖を調整するホルモンを分泌する内分泌腺を持つ臓器であり、ここに発生するがんは早期には症状がほとんどない... -
バリウム検査と胃カメラどっちが良いの?
健康診断や胃の不調を調べる方法として、バリウム検査(胃透視)と胃カメラ(内視鏡検査)の2つがよく使われます。静岡市の胃がん検診でもどちらも選べることになっています。 では、どちらを選ぶのが良いのでしょうか?それぞれの特徴やメリット・デメリ... -
静岡市胃がん検診の導入について
2025年3月より当院で静岡市のがん検診の胃がん検診の実施を開始しました。当院はバリウムはなく、胃カメラのみで対象は50歳以上のその年度の3月31日時点で偶数年齢の方です。(2年に1回) 費用は3,000円ですが、70歳以上など下記対象の方は無料となります... -
憩室炎とは?
憩室炎 大腸カメラをした時に、憩室があると指摘された方もそれなりにいるのではないでしょうか。 憩室炎(けいしつえん)とは、その大腸の壁にできた袋状のくぼみ(憩室)に炎症が起こる病気です。憩室そのものは無症状ですが、そこに便や細菌がたまり、...