心がけ:内科医として診療すること

医療の世界には内科、外科、整形外科、産婦人科、小児科など数えきれないほどいろんな科があり、多くの先生はまずは総合病院で専門を持って診療を行います。

その中でも内科は範囲が非常に広く、それから細分化して循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、腎臓内科、糖尿病内科、、、、などさまざまな専門に分類されていきます。

専門家が細分化されていくと専門家の医療を受けれる一方、患者さんにとっては入り口がとても難しくなってしまいます。

また、高血圧、高脂血症、糖尿病、COPDなど長く通院が必要となる病気は、さまざまな疾患が複数患っていらっしゃることも多いです。そういう方々をそれぞれの専門家がそれぞれみると、受診の負担も増えてしまいます。

なので内科医として包括的にどんな患者さんの症状にも向き合い、患者さんの症状から生活なども含めて考慮してに診察することを心がけています。

医療も一言で言ってもいろいろとあります。総合病院での内科救急外来、専門および内科の入院治療、外来治療、クリニックでの外来治療、訪問診療、療養型病院の入院治療などなどです。

ほぼ全てを経験してきた立場からするとそれぞれメリットがあり、デメリットがあります。

日々の診療の中では医療的な相談はもちろん、介護、生活の相談もなにかお困りごとがあればなんでもご相談ください。

内科医としてこれまで診療を行ってきた経験や訪問診療を専従で2年弱行ってきた経験、認知症サポート医の研修を受けており、内科医の視点で医療に限らずいろいろと患者さんのお力になれるかと思います。

そして、なんでもみるだけではなく、専門病院や総合病院での診療が必要であると判断した場合には、しっかりと医療機関へ紹介させていただきます。