令和7年1月より消化器内科の医師が加わり、新たな診療体制となります。

当院での胃カメラ(上部消化管内視鏡)の検査の流れ

当院での経鼻内視鏡検査当日の流れ

2025年1月から始まる当院での経鼻内視鏡検査の当日の流れを説明させていただきます。

はじめに

当院のかかりつけ患者でなくても検査(医療保険、自費健診)を受けることができます。検査希望の方は受診予約をしていただき診察の上で必要性があれば施行させていただきます。

当院へ通院中の患者さんは診察時に案内します。

次に当日の流れについて説明します。また、検査当日は絶食のまま来院してください。

1. クリニックへ受付

検査当日、以下の手順で受付を行ってください。

  • 到着時間: 予約時間の15分前にお越しください。当日の朝からは水分摂取のみとしてください。
  • 受付: 受付カウンターでお名前と予約番号をお伝えください。

2. 検査前の準備

検査の準備が整うまで、以下の手順に従ってください。

  • 問診: 看護師から簡単な問診を行います。検査に関するご質問や不安があればこの際にお知らせください。また、問診票を事前に記載していない方は問診票を記載していただきます。
  • 鼻腔の準備: 看護師にて検査の前に鼻腔に局所麻酔を施します。これにより、内視鏡の挿入時に不快感を軽減します。麻酔剤が効くまでしばらく待ってから検査に移動いただきます。

※検査当日には同意書をご一読いただき同意をいただく必要があります。(当日までに記入いただくと当日がスムーズです)

3. 検査の実施

順番になったら検査台に横になっていただきます。

当院では富士フィルムの6000システム、EG6500Nのスコープを使用しております。

あわせて読みたい
6000システム | 富士フイルム [日本] ハイビジョン画像で微小な病変の発見をサポートするLED光源一体型プロセッサー。

医師が鼻から内視鏡を慎重に挿入します。鼻腔や喉の内部を観察し、必要な処置を行います。

検査時間: 検査自体は通常8〜15分程度で終了しますが、状況により多少前後することがあります。

*内視鏡の検査中必要性があればピロリ菌の検査、生検検査を行う場合があります。

4. 検査後の対応

検査が終了した後の流れです。

リカバリー: 鎮静薬を使用した場合には検査後、少し休んでいただきます。麻酔の影響が残っている場合がありますので、検査終了後は当日の運転はできません。

結果の説明: 検査結果について内視鏡後に詳しくご説明いたします。必要に応じて、追加の検査や治療が提案される場合があります。生検検査を行った場合は結果は後日となります。

注意事項

  • 飲食について: 検査の前には、指示された時間までに飲食をお控えください。具体的な指示がある場合は、事前にご案内いたします。
  • 持ち物: 健康保険証やお薬手帳(持っている場合)をお持ちください。

費用について

保険診療の場合、費用は概ね次のとおりです。

  • 1割負担で約1,500円
  • 2割負担で約3,000円
  • 3割負担で約4,500円

検査内容や医療機関によって、追加費用が発生する場合があります。例えば鎮静薬を使用する場合、生検検査を施行した場合には追加で費用がかかります。

おわりに

経鼻内視鏡検査は、迅速かつ安全に行うための重要な検査です。ご不明点やご不安なことがあれば、お気軽にスタッフにお尋ねください。ご協力とご理解を賜りますようお願い申し上げます。