はじめに
当院のかかりつけ患者でなくても、検査(医療保険、自費健診)が可能です。検査希望の方は受診予約をしていただき診察の上で必要性があれば施行させていただきます。
当院へ通院中の患者さんで胃カメラが必要と考えられる方は診察時に案内させていただきます。また、市の健診について希望の方はお申し出ください。
次に当日の流れについて説明します。当院での経鼻内視鏡検査の当日の流れを説明させていただきます。
当院での経鼻内視鏡検査の流れ
当院では経鼻内視鏡を使用しています。胃カメラは大変な検査のイメージがあると思いますが、カメラが口からやる場合より比較的細く苦痛がすなくなります。

事前診察
事前に当院へ受診していただき、医師より検査についての内容の説明とリスクについての説明を行い、同意書を記載していただきます。必要に応じて事前に採血検査を行う場合があります。
その後看護師より当日の来院までの紙をお渡ししながら注意点などを説明(当日飲んでいい薬など)します。また、看護師から簡単な問診を行います。検査に関するご質問や不安があればこの際にお知らせください。
クリニックへ受付
検査当日、以下の手順で受付を行ってください。
予約時間の30分前にお越しください。当日の朝からは水分摂取のみとしてください。受付カウンターでお名前をお伝えください。
検査前の準備
検査の準備が整うまで、以下の手順に従ってください。
来院されたあとは看護師がご案内しながら下記の手順で事前準備(前処置)を行います。
鎮静でされる方は手順が違い鼻の麻酔は行いません。
まずガスコン+プロテアーゼ+炭酸水素ナトリウム(重曹)をぬるま湯で溶かしたものを服用していただきます。これを事前に飲むことで胃の中の泡を消して、検査時間の短縮やよけいな泡がなくなり見やすくなり精度があがります。
血管収縮薬を鼻に噴霧してカメラがとおるために鼻を広げます。
右、左でどちらの鼻が通りやすそうか、鼻の穴を押さえて空気が通りやすい方を確認し右か左どちらでやるか決定します。
検査をする鼻を決定したら、その鼻にキシロカインという麻酔薬の液体をゆっくりと流し込みます。喉まできたら飲み込んでもらいます(難しければ出してもらいます)
カメラを入れる鼻にスティックを入れてさらに麻酔を行います。まずは14Frという太さのスティックを入れます。
その後16Frと少し太い(カメラと同じ太さ)のスティックに交換します。これにより検査の準備は終了です。
↓実際のカメラの太さ

スティックが無事入ればそのまま検査まで入れておき、抜いて検査を開始します。スティックが入らなかった方は直接カメラで挿入ルートを確認しながら入れていきます。
検査の実施
順番になったら検査台に横になっていただきます。できるだけリラックスしてもらうように声掛けさせていただきながらカメラを始めます。

検査時間は7分~10分程度です。状況により多少前後することがあります。
医師が鼻から内視鏡を慎重に挿入します。鼻腔や喉の内部を観察し、必要な処置を行います。
*内視鏡の検査中必要性があればピロリ菌の検査、生検検査を行う場合があります。
検査後の対応
検査が終了した後の流れです。
リカバリー: 鎮静薬を使用した場合には検査後、少し休んでいただきます。麻酔の影響が残っている場合がありますので、検査終了後は当日の運転はできません。
結果の説明: 検査結果について内視鏡後に詳しくご説明いたします。必要に応じて、追加の検査や治療が提案される場合があります。生検検査を行った場合は結果は後日となります。
注意事項
飲食について: 検査の前には、指示された時間内の飲食をお控えください。(基本的には前日21時までは食事ok)具体的な指示がある場合は、事前にご案内いたします。
持ち物: 健康保険証やお薬手帳(持っている場合)をお持ちください。問診表、同意書をお渡ししている場合は持参ください。
費用について
保険診療の場合、費用は概ね次のとおりです。
- 1割負担で約1,500円
- 2割負担で約3,000円
- 3割負担で約4,500円
検査内容や医療機関によって、追加費用が発生する場合があります。例えば鎮静薬を使用する場合、生検検査を施行した場合には追加で費用がかかります。
市の検診の場合は3,000円(70歳以上は無料)です。
おわりに
経鼻内視鏡検査は胃癌などを早期に発見するために重要な検査です。
検診でも広く行われており、定期的に受けることが大切です。
ご不明点やご不安なことがあれば、お気軽にスタッフにお尋ねください。ご協力とご理解を賜りますようお願い申し上げます。