栄養指導とは?
栄養指導とは、患者さん一人ひとりの健康状態や生活習慣に合わせて、適切な食事の取り方や栄養バランスを指導することです。管理栄養士や医師がサポートし、無理なく健康的な食生活を続けられるようにアドバイスを行います。
栄養指導が必要な理由
食事は、健康を維持するうえでとても重要な役割を果たします。特に高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の治療の一番は食事、運動療法です。
なぜなら食事療法はリスクも少なく、コストも低く、得られるメリットは大きい、ローリスク、ハイリターンな治療だからです。
実際に糖尿病ガイドライン2019でも2型糖尿病の血糖管理のために食事療法を行うことを、推奨グレードA(95%以上)で推奨されています。
栄養指導を受けることで、食事療法が適切に行うことができ、症状の改善や病気の予防が期待できます。
食事は人間が生活していく上で、欠かせないものであり、生活習慣の中で重要な行動です。ここをしっかり改善することは大きな効果が得られます。
栄養指導のメリット
- 病気の進行を抑える・予防できる
- 薬の量を減らせる可能性がある
- 体調の改善や生活の質(QOL)の向上
- 家族の健康管理にも役立つ
栄養指導は事前に医師から栄養指導の対象の方にどんな食事を指導する必要があるかの指示を出し、それに対して管理栄養士という国家資格の方から、直接食事などについて指導を行います。
食事療法は、高血圧、糖尿病、脂質異常症、慢性腎不全、脂肪肝など様々な疾患に対して有効かつデメリットも少ない大変重要な治療です。
内服でコントロールが不十分な病状が悪い人はもちろん、内服でうまくいっている患者さんでも、栄養指導を受けて食事療法を見直すことで、薬の量を減らしたり、さらに治療の効果を上げることができます。
栄養指導の流れ
栄養指導は、対象の患者さんに医師から栄養指導の指示を出し行います。
当院では栄養指導を月2回(月曜午後、金曜午後)、管理栄養士の先生に来てもらい行っています。

具体的な内容としては
① 現在の食生活や健康状態をチェック
② 食事の改善点や目標を設定
③ 無理のない範囲での食事プランを提案
④ 定期的なフォローアップで継続をサポート
等です。まずは現状の食事がどんな状態なのか聞き取りを行いながら、改善点がないか?どのような食事が望ましいか等、対話しながら具体的な食事に対しての指導を行います。
栄養指導後は、しばらく実践してもらい、定期的にフォローアップを受けることでさらに効果が上がります。当院では3ヶ月〜半年ごと程度を現状想定しています。
まとめ
栄養指導を受けることで、健康的な生活習慣を無理なく続けることができます。食事療法は、生活習慣病等様々な疾患の治療の大元であり、とても重要です。
病気の予防や症状の改善に役立つため、ぜひクリニックでの栄養指導を活用してみてください。
