院長紹介

院長あいさつ

 高血圧と心臓疾患の治療を専門とする循環器内科のクリニックです。それに関連する生活習慣病である高コレステロール血症、糖尿病、痛風などの疾患も治療しています。心不全の患者さんが通院していますので、風邪などの急性疾患の初診は申し訳ありませんが、診療しておりません。したがって内科は標榜しておりません。

 心臓疾患には狭心症や心筋梗塞、いろいろな弁膜症、多彩な不整脈があり、初診の時は診断するのに時間がかかります。そのため初診は完全予約制としています。電話して予約を取ってから来院してください。

 通院中の患者さんは風邪や気管支炎、便秘や腹痛、膀胱炎もできる範囲で治療いたしますので安心してください。皮膚疾患の治療、帯状疱疹の治療も大丈夫です。通院は予約制ですが、調子の悪いときは電話してから来院してください。しっかりと診察、治療をいたします。

院長のプロフィール

 生まれは大阪府の森小路という町ですが、生後9ヶ月で静岡市に引っ越したので記憶はありません。父が城北高校の近所に歯科医院を開業して、そこに住んでいました。軍医だった祖父が戦後富士市の田子の浦で内科を開業していたため、それを頼って静岡市に来たのだと思われます。祖父はお酒が好きな人で、自転車に乗って往診に行っては診察後にお酒を頂いて、帰りに川にはまって町内の人に助けられるという赤ひげ先生の様な医師だったそうです。

 幼児期に城北高校の校門付付近を走りまわったことや、道路横断中にバイクにはねられたことなどを思い出します。安東幼稚園に通っていました。新幹線の開通や東京オリンピックがあったことを覚えています。その後、上足洗の十二双川のほとりに引っ越しました。川に蛍が飛んでいました。十二双川が暗渠になって道路になるのを見ながら成長しました。

 新設校だった竜南小学校に通い、6年生の夏には白い褌を巻い夏はプールに励みました。代表として櫓の上で樽の太鼓を叩いたこともありました。

 東中学に進みサッカー部に入りましたが、目が出ず残念な3年間でした。13クラスあった巨大な中学でしたが、3年時のマラソン大会と学力試験でともに10位になったのが良い思い出です。

 静岡高校に進学しました。3年の担任が古文担当の高橋潤先生で、ミミズという失礼なあだ名がついていましたが、この先生には大変お世話になり、私が医師になれたのも高橋先生のおかげだと思っています。

 現役で医学部受験に失敗した私は、東京のお茶の水にある駿台予備校に通いました。あまりに楽しすぎて2年も通ってしまいました。2浪で奇跡的に父の従兄弟が以前教授をしていた大阪医科大学に合格しました。スキー部に入り大学生活をエンジョイしてしまいました。

 大学を無事卒業し医師国家試験を受ける頃、心臓血管外科医になるか循環器内科医になるか悩みに悩み、やはり内科系の方がいいだろうと考えて今の道を選択し第3内科に入局しました。研修医として働き始め2年目で運命を感じる職場に就職しました。大阪府高槻市にある「三島救命救急センター」です。そこはまさに「コードブルー」の世界でした。緊急の患者さんが到着すると「イッツアスモールワールド」の曲が全館放送で流れます。その合図で手の空いた医師は全員救急外来に集まり患者さんの到着を待つのです。いろいろな救急疾患をみて多くの技術を学びよく学習した1年間でした。

 平成1年4月、その知識と技術を持って静岡市立静岡病院に赴任しました。循環器内科の若手医師として積極的に治療に当たらせてもらい、カテーテル検査の技術などを取得し循環器内科としての実力を身に着けました。多くの患者さんと出会いました。

 平成13年1月15日、多くの患者さんたちのサポートもあり、ここ大岩町の地に「みどりのふきたクリニック」を開設いたしました。

院長略歴

静岡県静岡市出身

1979年3月 静岡県立静岡高等学校 卒業

1987年3月 大阪医科大学 卒業

1987年6月 大阪医科大学第3内科 入局

1989年4月 大阪府三島救命救急センター 勤務

1990年4月 静岡市立静岡病院循環器内科 勤務

2001年1月 みどりのふきたクリニック 開設

2008年~2021年3月 静岡市静岡医師会 理事

2018年~2021年3月 静岡市静岡医師会 副会長

所属学会・認定医

日本循環器学会認定専門医

日本内科学会認定内科医

日本循環器学会

日本内科学会

日本心臓病学会