消化器疾患– category –
当院で対応可能な消化器疾患について解説です。
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機能性ディスペプシア(FD)とは?
機能性ディスペプシア(FD) 機能性ディスペプシア(FD:Functional Dyspepsia)は、胃の不快感や痛みがあるにもかかわらず、検査をしても明らかな異常が見つからない慢性的な消化不良の状態を指します。 患者さんは非常に辛い症状があるのに検査で何も異... -
ノロウイルスとは?
ノロウイルス ノロウイルスは、一年を通して発生していますが、特に冬季(11月頃から2月の間)に流行しやすい感染性胃腸炎の原因となるウイルスです。 感染力が非常に強く、わずかなウイルス量でも感染します。また、ワクチンはありません。主に下痢や嘔... -
憩室炎とは?
憩室炎 大腸カメラをした時に、憩室があると指摘された方もそれなりにいるのではないでしょうか。 憩室炎(けいしつえん)とは、その大腸の壁にできた袋状のくぼみ(憩室)に炎症が起こる病気です。憩室そのものは無症状ですが、そこに便や細菌がたまり、... -
総胆管結石とは?
総胆管結石 総胆管結石(そうたんかんけっせき)とは、肝臓と十二指腸をつなぐ「総胆管」に胆石が詰まる病気です。 よく聞く胆石は胆汁の成分が固まったもので、ある場所が違います。 総胆管結石の多くの場合、胆嚢にできる「胆嚢結石」が総胆管に移動して... -
胆嚢ポリープとは?
胆嚢ポリープ 胆嚢ポリープとは、胆嚢(たんのう)の内側にできる隆起性の病変のことを指します。ほとんどは良性ですが、まれに悪性(胆嚢がん)に進行することがあるため、定期的な経過観察が必要です。 胆嚢ポリープの種類 胆嚢ポリープにはいくつかの種... -
肝硬変とは?
肝硬変とは 肝硬変とは、慢性的な肝臓の炎症(肝炎)が続くことで、肝臓の細胞が線維化し、肝臓自体が文字通り硬くなってゴツゴツしてしまい、機能を失っていく病気です。 肝硬変が進行すると、肝臓の機能が低下し、それに伴いさまざまな症状を引き起こす... -
過敏性腸症候群(IBS)とは?
過敏性腸症候群(IBS) 過敏性腸症候群(IBS:Irritable Bowel Syndrome)は、大腸に炎症や潰瘍などの異常がないにもかかわらず、慢性的な腹痛やお腹の不調(下痢・便秘・膨満感など)を引き起こす病気です。 ストレスや食事の影響を受けやすく、生活の質... -
潰瘍性大腸炎のフォローについて
潰瘍性大腸炎の治療中には、病状の経過や治療効果を確認するために定期的な検査が必要になります。適切な検査を受けることで、病状の悪化を防ぎ、より良い治療方針を立てることができます。 大腸の状態を確認する検査 潰瘍性大腸炎では、炎症の広がりや重... -
潰瘍性大腸炎とは?
潰瘍性大腸炎とは 潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に炎症が起こり、ただれ(潰瘍)ができる慢性的な炎症性腸疾患(IBD)の一つです。原因ははっきりとは分かっていませんが、免疫の異常や遺伝、環境要因が関与していると考えられています。 比較的若年に発症し... -
クローン病とは?
クローン病 クローン病は、口から肛門までの消化管のどの部分にも炎症が起こる慢性の炎症性腸疾患(IBD)の一つです。特に小腸や大腸に炎症が生じることが多いのが特徴です。症状が良くなったり悪くなったりを繰り返す病気であり、長期的な治療が必要です...