病院で血圧が高い!白衣高血圧とは?
「病院に行くと血圧が高くなるけど、家ではそんなに高くない…」と感じたことはありませんか? これは 白衣高血圧(はくいこうけつあつ) という現象かもしれません。
白衣高血圧とは?
白衣高血圧とは、病院やクリニックで血圧を測ると高くなるけれど、自宅など普段の生活では正常な血圧 である状態を指します。医師や看護師などの「白衣」を着た人を前にすると緊張してしまい、一時的に血圧が上がってしまうため、この名前がついています。
一般的な高血圧と違い、すぐにお薬での治療は必要ありません。
なぜ白衣高血圧が起こるの?
白衣高血圧は 診察への心理的な緊張やストレス によって引き起こされるとされています。 病院という環境にいると、
- 「病気を指摘されたらどうしよう…」
- 「血圧が高かったら薬を飲まないといけないかも…」
- 「病院の雰囲気がなんとなく怖い」
といった不安を知らず知らずのうちに感じることが多く、それが血圧の上昇につながります。
白衣高血圧は放っておいても大丈夫?
「病院でだけ血圧が高いなら病院に行かなければ問題ないのでは?」と思うかもしれません。しかし、白衣高血圧を軽く考えすぎるのは危険です。研究で
- 将来的に本当の高血圧(持続性高血圧)になるリスクがある(2.85倍)
- 心臓や血管に負担がかかりやすくなる、病気を発症するリスクが血圧が正常の方と比べて高い(1.28倍)
ということがわかっています。
白衣高血圧の人は、普段の血圧が正常でも、 これらのリスクがあることから定期的な血圧測定と生活習慣の見直し が大切です。
白衣高血圧かどうかを調べるには?
白衣高血圧を確認するには、 家庭血圧の測定 が重要です。家庭での血圧も高い場合は、高血圧の診断となります。
家庭で血圧を測るポイント
- 毎日同じ時間に測る(朝起きてすぐ・寝る前がおすすめ)
- リラックスした状態で測る(トイレを済ませて、座って1~2分落ち着いてから)
- 1回だけでなく、2~3回測って平均をとる
家庭での血圧が正常なら白衣高血圧の可能性が高いですが、もし家庭でも高い場合は 本当の高血圧の可能性がある ので、医師に相談しましょう。
まとめ
白衣高血圧は 病院で血圧を測るときだけ高くなる現象 ですが、将来的な高血圧リスクにつながる可能性もあるため、油断はできません。
- 家庭でも血圧を測って、自分の血圧の傾向を知る
- 生活習慣を整えて、血圧が上がりにくい体づくりをする
「病院で血圧が高い」と感じたら、白衣高血圧の可能性を考えて、日々の血圧管理を続けていきましょう!